インスタ映えは必要なし!Instagramアカウント運用で重要視したいポイント!

1. 「インスタ映え」する写真が無いとInstagramでファンは増えない?

2. コンテンツ企画重視!Instagramアカウント3選

3. 「フォローしたくなる」Instagramアカウントの特徴とは?

4. 「インスタ映え」しなくてもInstagramは運用できる!




1.「インスタ映え」する写真が無いとInstagramでファンは増えない?

2017年のユーキャン新語・流行語大賞を受賞した「インスタ映え」。Instagramのフォロワーを増やすには、インスタ映えする写真が不可欠と言われてきました。

インスタ映えと言えば上の写真のようにカラフルでおしゃれなアイスや、思わず「パケ買い」したくなるキラキラした女性向けのコスメなどが思い浮かびますよね。

一般的にInstagramは特に食品・化粧品系のアカウントと相性が良いと言われています。


一方で、昨今ではInstagramでファンを増やす上で大切なことは、

「インスタ映え」する写真よりもむしろ一投稿あたりのユーザーの滞在時間や、コミュニティーの深さだという説もあります。


タイムライン上の時系列表示が廃止され、ユーザーにとってより関心の深い投稿やおすすめの投稿が上位表示されるようにアルゴリズムが変更されました。

アカウントや投稿がInstagram内でどのように評価されるかというアルゴリズムは公表されていませんが、Decoding the Social Media Algorithms. A Guide for Communicatorsが発表したInstagramのアルゴリズムに関する研究※1によれば、

① 投稿後に行われる採点

② 一部ユーザーへの配信結果を元に行われる採点

の2回によりアルゴリズム上優遇されるかどうかが決定されると言われています。


アルゴリズムで高い評価を得ると、時間を経てもタイムラインの上部に表示されエンゲージメントが伸びやすくなります。

参照:※1 https://www.stedavies.com/social-media-algorithms-guide/#Instagram_Algorithm


一度目の採点では投稿を頻繁にしているか、投稿者が他のアカウントに反応しているかといった「アカウント自体の採点」がなされます。

二度目の採点では投稿がたくさんのエンゲージメントを獲得しているか、DMでシェアされているかといった「投稿に関する採点」があると言われています。


二回目の「投稿に関する採点」の一つとして「投稿をどのくらいの時間閲覧しているか」という項目があるように、一投稿あたりの滞在時間がアルゴリズム上の評価に関連しているのではないかという仮説から、

今回は必ずしもインスタ映えする投稿ではないけれどもInstagram上でファンを獲得しているコンテンツ重視のアカウントをご紹介できればと思います。




2. コンテンツ企画重視!Instagramアカウント3選

▼【イラスト×街】@woman.chintai

https://www.instagram.com/woman.chintai/

最初に紹介するのは株式会社CHINTAIが運営する@Woman.CHINTAI。

「女性による女性のための可愛くて探しやすいお部屋探しサイト」というテーマでほぼ毎日、日暮里、飯田橋・・・のように駅ごとに女性の一人暮らしにお勧めの街を紹介しています。

2018年1月下旬から投稿を初めて、2018年5月現在で11,500件超のフォロワーがいます。


注目すべきはイラスト内に手書きで細かく書かれた街の情報。

駅のアクセスや周辺のショッピングスポットや役所、治安や街の雰囲気などを詳細に説明しています。

各駅・エリアを擬人化しており、キャプション内でも「女子にたとえると…都心ながら落ち着いた街並みが人気で治安もよい文教地域の茗荷谷は、清楚さとプレッピールックの似合うキュートな才女」のようにお洒落な女性に例えて紹介しています。


1枚目はイラスト、2枚目・3枚目は駅や周辺スポットの写真、というように毎回必ず3枚の複数枚投稿をしているため、早めに読んでも1投稿20~30秒位はかかる情報量の多さが特徴です。



▼【動画×ダイエット】@slim_jp

https://www.instagram.com/slim_jp/

@slim_jpは2017年7月に投稿開始した「自宅で30秒ダイエット」がテーマの動画ダイエットアカウント。自宅で気軽に一人でできるエクササイズを紹介しています。

2017年7月に投稿を始め、2018年5月現在で72,000件超のフォロワーがいます。

投稿はすべて動画形式。1投稿約25秒で、体の部位別のエクササイズとポイントを投稿しています。ただエクササイズをしている様子だけでなく、ポイントをまとめて動画内で紹介しているため、飽きることなく最後まで見られる構成になっています。



▼【学び×英語】@valiantjapanese

https://www.instagram.com/valiantjapanese/

@valiantjapaneseは六本木にある日本語スクールのvaliant Language schoolが運営するアカウント。外国人向けに、日本語の活用や使い方などをイラストで紹介しています。

日本語の職業や曜日、家族などテーマを決めて紹介しており、一つ一つの日本語にすべて平仮名・ローマ字・英訳をつけています。

52万人以上のフォロワーがおり、コメント欄も半分以上が英語や韓国語などでコメントされていることから、ターゲットとする外国人フォロワーも多いと推定されます。

また、すべて画像内の文字の割合が高いためすべて日本語の紹介はせず、3回に1回は日本の観光名所の画像を差し込むことで、プロフィールページの閲覧時も窮屈な印象を受けない構成になっています。




3. 「フォローしたくなる」Instagramアカウントの特徴とは?

上記アカウントの共通点としては、一投稿の滞在時間を長めにとる設計になっていることが挙げられます。

@valiantjapaneseの投稿では、1投稿辺り6~10個の単語やフレーズを記載しているように

イラスト内の文字数や長文キャプションでじっくり一投稿を読ませる投稿を行っています。

英語の単語帳を見るイメージをするとわかりやすいですが、外国人の方が同じように一投稿を読むとすると、自ずとじっくり読むことになりますよね。

最近では#手書きツイート や#手書き文字 など、文章を撮った投稿も増えてきており、

長文キャプションに加え、文章系の投稿でも滞在時間を増やすことができそうです。


動画投稿の場合も、最大1分まで閲覧時間を延ばすことができます。

@slim_jpではただ動画を投稿するだけでなく、動画内に説明文を入れることで、飽きずに最後まで閲覧できるよう工夫されています。




4. 「インスタ映え」しなくてもInstagramは運用できる!

いかがでしたでしょうか。

今回取り上げたアカウントは一投稿あたりのコンテンツを充実させ、じっくり読んでもらう投稿を継続することでユーザーに受け入れられ、ファンを増やしています。

「インスタ映え」する写真というよりは、「どういう情報をユーザーに届けたいか」が明確に伝わる投稿を続けることが大切だと言えます。

インスタ映えする商品がなくてもInstagram上でのファンの獲得ができるのではないでしょうか。



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岩本 唯

事業開発室に所属しています。
クリエイティブ作成、レポーティングなど企業アカウントの運用に携わらせて頂いた中で見えてきたノウハウや事例など役立つ情報を紹介いたします。

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サイバー・バズが運営するAD-INFOブログ 創業当初から保持しているインフルエンサーネットワークに関するノウハウ、事例など、インフルエンサー総合エージェンシーならではの内容を紹介いたします!お問い合わせはこちら<influencer_div@cyberbuzz.co.jp>

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